コロナ病棟

コロナ後遺症に悩まされる同僚

こんにちは、もここです。

コロナ感染後76%の患者さんに後遺症があり、発症後2ヶ月経っても48%、4ヶ月経っても27%の患者さんに何かしらの後遺症があったというデーターが出ています。

特に呼吸困難、倦怠感、嗅覚障害は、4ヶ月経っても10%の患者さんに症状があるそうです。

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看護師という職業は、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触感・味覚?)をフルに使って仕事をしています。

その中で嗅覚というのは意外と大切で、

「いつものニオイと何か違う」というところから、患者さんの状態をアセスメントし、原因を確かめる作業(検査)が始まっていきます。

いつもとニオイが違うということは、何かしらの状態変化のサインの1つでもあり、早期発見・早期治療(対処)が必要となってきます。

コロナに感染した同僚は、発症後1ヶ月ぐらい経ちますが、嗅覚が元に戻っておらず、かすかに臭いを感じるだけと話していました。

そんな彼女が仕事中に

「自分が患者さんを観察した時に、異常に気づけず、発見が遅れたらどうしよう。すごく怖い」と言っていて、

「この先もこの症状が続くのなら、仕事を続ける自身がない」と泣いていました。

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コロナに関しては解明されていない部分が多く、後遺症に関しても「いつまで続くのか」「どのくらいの割合まで回復するのか」など明確な答えがないのが現状です。

改善する見通しがつかない状態の同僚に、なんて声をかけたらいいのか分からなかったし、軽症だったといっても、後遺症に悩まされ、いつもできていたことが「当たり前」にできなくなった姿を見て、とても心が痛みました。

あと、嗅覚障害・味覚障害などは他覚的には分からないため、仕事をする上で障害になっていることが、なかなか理解されにくく、自分一人で抱え込んで悩んでいる人も多いんだろうなと思いました。

そんな同僚をみんなでフォローしつつ、一日も早く完全回復することを願うばかりです。

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